外壁の補修では、その仕上げの種類や劣化現象などの複合要因により、種々の工法が実施されます。
新築時の設計図書や過去の修繕記録を調査する。
目視、打診などにより、損傷の具合を確認するために実施する。
選定された改修工法を施工するのに必要な情報・数量を得るために実施する。
建物の外観状況を観察し、ひび割れ状況、浮き状況、欠損、爆裂の状況、シーリング劣化状況などを把握します。
クラックスケールなどを用い、ひび割れの幅、延べm数を確認したり、テストハンマーなどによる打診を行い、モルタル・タイルの浮きの位置や延べ㎡数を確認します。
一次調査
外観・目視により大まかな現状の傷みぐあいを把握します。
二次調査
ハンマー打診調査などでさらに状況を詳細に調べます。
数量調査
補修の必要な浮き面積(㎡数)ひび割れ延長(m数)
欠損部の数量など把握します。
[関係書類]
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足場作業・ゴンドラ作業の検討
各損傷に応じた補修工法の検討
[関係書類]
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━ 積 算 改修(リハビリ)に必要な経費を算出します。 |
[関係書類]
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工法・材料を充分に検討して設計図書を作ります。
[関係書類]
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足場仮設~改修工事
足場仮設後、数量の再調査を行い補修の必要な定数を把握します。
外壁の補修(下地処理、注入など)を行います。
塗装仕上げなどをして工事を終えます。
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━ 確 認 補修効果の確認 引張試験やコアボーリングなどで注入などの効果を確認します。 |
仕様書通りの適切な工事が行われたかどうか現場検査を行います。
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施主に引渡しをして完了します。
[関係書類]
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